- 田町駅近くのペインクリニック外科
- ペインクリニック外科はこんな方にお勧め
- ペインクリニック外科とは?
- 当院のペインクリニック外科の特徴
- ペインクリニック外科で対象となる症状や疾患
- 主な治療法と特徴
- ペインクリニック外科の受診の流れ
- ペインクリニック外科にかかる費用
- よくある質問
- 痛みが続いたら当院へ
田町駅近くのペインクリニック外科
「強い痛みに日々悩まされている」「整形外科で治療を受けても痛みが取れない」「検査では異常がないと言われたのに、痛みが続いている」などのお悩みはありませんか。 痛みは目に見えることはないので、周囲に理解されにくく、つい我慢してしまう方も多くいらっしゃいます。 特に、首・腰・膝・肩などに生じる強い痛みや慢性痛は、身体の動きを制限するだけでなく、気分の落ち込みや意欲の低下を引き起こし、日常生活に大きな影響を与えます。
芝浦たまち整形外科リハビリクリニックのペインクリニック外科では、神経ブロック注射・薬物療法・リハビリテーションを組み合わせ、患者様1人ひとりの症状に合わせた治療を行い、早期の痛み軽減を目指しています。
痛みでお困りの際は、田町駅近くの当院までぜひご相談ください。
ペインクリニック外科はこんな方にお勧め

当院のペインクリニック外科では、次のようなお悩みをお持ちの方に対して、専門的な治療を行っています。
- 首・肩・腰・膝・手足の痛みや痺れが長引いている
- ぎっくり腰や寝違えによる急激な痛みに悩まされている
- 検査では異常が見つからなかったが、痛みが改善しない
- 他の整形外科や治療院でも効果が感じられなかった
- 内服薬や湿布などの痛み止めを減らしたい
- 手術を避けて、できるだけ負担の少ない治療を希望している
ペインクリニック外科とは?
「ペイン(pain)」とは英語で「痛み」を意味し、ペインクリニック外科は痛みを専門に扱う診療科です。 痛みは体の異常を知らせるサインの1つですが、慢性化すると血流が悪化し、痛みを増強させる物質が体内で生成されるなど、負のサイクルに陥ってしまうことがあります。
その結果、日常生活にも支障をきたし、生活の質(QOL)が大きく低下することもあります。 当院では、薬物療法や生活指導といった保存療法に加え、神経ブロック注射などによって痛みの根本に直接アプローチし、症状の緩和を図ります。
「原因不明の痛み」「治療しても残る痛み」でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院のペインクリニック外科の特徴
01整形外科と連携した痛みの専門診療
当院では、整形外科の診療体制の中に「ペインクリニック外科」を設け、慢性的な痛みや神経の痛みに対する専門的な治療を行っています。
薬物療法や神経ブロック、リハビリテーションを組み合わせながら、症状の根本にアプローチする治療を提供しています。整形外科の知見を活かしつつ診療を進めることで、痛みを抱える患者様に対し、的確かつ早期の対応が可能です。
02慢性痛を長引かせないための早期介入
痛みが長く続くと、神経が過敏になり、慢性化しやすくなります。
当院では、痛みを我慢し続けることなく、できるだけ早く症状を軽減し、普段の生活へ復帰できる状態を目指すことを重視しています。 「どこに行っても痛みが取れない」「ブロック注射を受けたことがない」という方も、まずはご相談ください。
03超音波を活用した安全な注射治療
当院では、超音波ガイド下でのブロック注射や筋膜リリース注射(ハイドロリリース)を行っています。
リアルタイムの画像を見ながら針の深さや方向、薬剤の到達位置を正確に確認できるため、安全性が高く、合併症のリスクを抑えながら治療を受けて頂けます。
ペインクリニック外科で対象となる症状や疾患
当院のペインクリニック外科では、整形外科領域に留まらず、痛みを引き起こす様々な疾患に対する治療を提供しています。
慢性腰痛・ぎっくり腰後の残存痛
腰の重だるさや張り感、繰り返す慢性腰痛などに対して、神経・筋肉の状態を総合的に評価し、症状の緩和を図ります。
坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)や脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)に伴う神経痛
お尻から足にかけての痺れや鋭い痛みには、神経の圧迫を和らげるブロック注射が有効です。
変形性膝関節症・股関節症による関節痛
加齢などに伴う関節の変形による痛みに対し、筋肉や関節周囲の炎症を抑える治療を行います。
肩関節周囲炎(五十肩)、頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)
肩・首・腕の痛みや動かしにくさには、筋膜や神経の過敏性を緩和するアプローチを行います。
脊椎圧迫骨折後の残存痛
骨折部位の治癒後も続く慢性的な痛みに対しては、神経ブロックや鎮痛薬の調整で対応します。
術後や骨折後の慢性痛(術後疼痛症候群)
手術や外傷後に続く違和感や神経痛にも、症状に応じた治療を行います。
慢性頭痛(片頭痛・筋緊張性頭痛など)
長引く頭痛や市販薬で改善しないケースでは、神経ブロックと薬物療法を併用して対応します。
帯状疱疹後神経痛
帯状疱疹が治った後も皮膚や神経に強い痛みが残ることがあります。
当院では、神経ブロックや鎮痛薬を用いた治療を通して、痛みの軽減を目指します。
こうした痛みは年齢によるものと見過ごされがちですが、放置することで悪化するケースも少なくありません。
当院では、最初に痛みの原因を丁寧に見極め、そのうえで身体への負担を抑えた治療法をご提案いたします。
主な治療法と特徴
当院では、痛みの部位や症状の程度、原因の特定状況に応じて、適切な治療を組み合わせて提供しています。
神経ブロック注射
痛みの原因と考えられる神経や筋膜、関節周辺に麻酔薬やステロイドを注射し、痛みの信号を遮断することで炎症を抑える治療法です。患部に直接働きかけるため、高い効果が期待でき、早期の症状緩和によって体の動きがスムーズになり、血行の改善や日常生活への早期復帰にも繋がります。
また、痛みの原因が明確でない場合でも、治療の反応を通じて痛みの発生源を探る診断的役割を果たすこともあります。注射は週に1回から2週に1回の頻度で、2〜7回程度を目安に実施し、状態に合わせて薬剤や注射法を使い分けています。
腰部硬膜外ブロック(ようぶこうまくがいブロック)
背骨の中にある神経の通り道「硬膜外腔」に局所麻酔を注入し、痛みの信号をブロックする治療法です。
注入された薬剤は緩やかに広がり、痛みの緩和を促します。
【対応する主な疾患】
ぎっくり腰(急性腰痛)、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、坐骨神経痛 など
仙骨硬膜外ブロック(せんこつこうまくがいブロック)
骨盤の後ろにある仙骨の隙間から注射を行う治療法で、骨盤周辺や下肢の痛みに対して効果を発揮します。
比較的体勢を取りやすいため、高齢の方や可動域の狭い方でも受けやすい方法です。
【対応する主な疾患】
仙骨神経障害、尾骨周辺の痛み、軽度または下部中心の坐骨神経痛、仙腸関節の障害に由来する痛み など
坐骨神経ブロック
腰から足にかけて伸びる坐骨神経の周囲に麻酔薬を注射し、神経を一時的にブロックすることで痛みを緩和します。
他の治療法で改善が見られないケースや神経障害が明らかな場合に選択されます。
【対応する主な疾患】
坐骨神経障害、慢性の神経障害性疼痛、術後に生じた神経痛 など
頚椎神経根ブロック(ルートブロック)
脊髄から分岐する神経(神経根)を狙って麻酔薬を注射し、神経の興奮や炎症を抑えます。
首や腕、または腰から足にかけて放散する痛みの原因部位を明らかにしながら治療できるのが特長です。超音波検査を用いて正確に行います。強い痛みが現れることもありますが、痛みの原因となる神経に直接働きかけるため、他の治療で効果が得られなかった場合も改善効果が期待できます。
【対応する主な疾患】
頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性神経根症 など
肩甲骨上神経ブロック
肩関節の痛みや痺れに対して行うブロック注射で、痛みを軽減し、可動域の拡大やリハビリの効果を高めることが期待されます。
【対応する主な疾患】
肩こり、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)、腱板損傷、肩腱板炎 など
肩甲背神経ブロック
肩甲骨の内側やその周辺の痛み、痺れ・こりに対して行う神経ブロックで、筋肉の緊張を和らげる効果があります。
首から肩、背中にかけての痛みにも対応します。
【対応する主な疾患】
肩関節周囲炎、頸肩腕症候、胸郭出口症候群、神経痛、外傷後の疼痛、肩こり など
ハイドロリリース注射(筋膜リリース注射)
超音波ガイド下で異常な筋膜の位置を確認しながら、生理食塩水※と少量の局所麻酔薬を注入して筋膜と筋肉の癒着を改善する治療法です。
筋膜の滑走性が回復することで、痛みやこわばり、関節の動かしづらさが緩和されます。副作用が少ない点も特長で、リハビリテーションと組み合わせて実施するのにも適しています。
※生理食塩水:体内の浸透圧に近い濃度(0.9%)の塩化ナトリウム水溶液
【対応する主な疾患】
首こり、肩こり、筋緊張・こわばり、筋膜性疼痛症候群、五十肩における可動域制限 など
薬物療法
痛みの種類や強さ、また患者様1人ひとりの体調や疾患の背景を踏まえ、最適な薬剤を組み合わせて処方します。
処方例
- 消炎鎮痛薬(炎症や痛みを抑える)
- 神経障害性疼痛治療薬(神経由来の痛みに対応)
- 血流改善薬(循環を良くして痛みの原因にアプローチ)
- 抗うつ薬・抗てんかん薬(慢性的な神経痛のコントロールに活用)
- 漢方薬(体質や症状に合わせた補助的治療として)
リハビリテーション(理学療法)
当院では、国家資格を有する理学療法士が、患者様の症状や生活背景を踏まえて個別のリハビリ計画を立て、段階的に身体機能の改善を図ります。理学療法は、痛みの軽減や可動域の回復だけでなく、将来的な再発防止や機能の低下予防にも繋がる重要な治療手段です。
物理療法
温熱や電気、超音波などの物理的刺激によって血流を促し、患部の痛みや緊張を緩和します。
当院では、電気刺激による干渉波治療や、筋力トレーニングを支援するEMSなど多機能な装置「フィジオ5D」を導入し、効率的な治療を提供しています。
運動療法
痛みのために身体を動かさない状態が続くと、筋肉の衰えや関節の動きの悪化(拘縮※)を引き起こし、症状を長引かせる原因となります。
早期に痛みの緩和を図りながら、適切な運動や体操、マッサージを取り入れることで、身体機能の維持と日常動作の向上を目指します。
※拘縮とは、関節の柔軟性が失われて動きづらくなる状態を指し、長期間の安静や同じ姿勢の継続などが主な要因です。
徒手療法
理学療法士が手技によって筋肉や関節へ直接アプローチし、こり固まった部位をほぐしたり、動きをスムーズにしたりする治療法です。
ストレッチやマッサージを通じて痛みの軽減や身体の可動性向上を目指します。
ペインクリニック外科の受診の流れ
1ご来院
ペインクリニック外科では、ご予約がない場合でも整形外科と同様に直接ご来院頂けます。神経ブロック注射をご希望の場合は、問診票にその旨をご記入ください。
2問診・検査
まずは、これまでの症状の経過や受けてきた治療について詳しくお話を伺います。必要と判断された場合には、レントゲンや超音波検査などの画像検査を実施し、痛みの原因を多角的に確認します。
3治療
診察結果をもとに、各患者様に適した治療法をご提案いたします。神経ブロック注射を行う場合は、1回の処置にかかる時間は数分程度と短時間で終了します。
ペインクリニック外科にかかる費用
ペインクリニック外科で行われる主な検査や処置には保険が適用されます。例えば神経ブロック注射の場合、3割負担の方で1回あたりおおよそ2,000円〜4,500円が目安となります。ただし、薬剤の種類や処置内容によって金額は多少前後することがあります。
よくある質問
痛み止めが効かない症状でも治療できますか?
はい、お薬の効果が限定的なケースでも対応可能です。当院では、内服以外の治療手段として、神経ブロックなど多様な方法を組み合わせて、痛みの改善を目指します。
高齢者ですが、治療には年齢制限がありますか?
年齢に関係なくご相談頂けます。特に高齢の方には、身体への負担を最小限に抑える治療法を優先してご提案いたします。
神経ブロック注射はどの程度の痛みがありますか?
針を用いるため全くの無痛とは言えませんが、多くの方が想像より痛みを感じなかったと仰います。注射の種類によって感じ方には幅があり、当院では、痛みが少ないとされる方法を優先し、細い針を使用するなどの工夫で不安を軽減しています。
神経ブロックには副作用や危険はありますか?
神経の近くに薬液を注入するため、内出血や神経への影響、血管内への誤注入などが起こる可能性は否定できません。当院では、超音波機器で注射位置を慎重に確認しながら、高度な技術を持つ医師が対応しておりますので、安全性には十分に配慮しています。
痛みが続いたら当院へ
「加齢のせいだから仕方ない」「一度受診したからもう大丈夫」と痛みをあきらめていませんか。
当院では、丁寧な問診と必要な検査を通じて、痛みの本当の原因を探り、的確な診断と適切な治療に繋げていきます。そのうえで、患者様の状態に最も適したブロック注射の方法をご提案し、少しでも日常生活が楽になるようサポートいたします。痛みに不安を感じている方も、どうぞ安心してご相談ください。
田町駅から通いやすい芝浦たまち整形外科リハビリクリニックが、皆様の快適な暮らしを応援します。
